先日、「和歌山のいなかのファンを作り、土地も含めた「文化」を次世代へ伝える」をミッションに活動されている「いなか伝承社」さんのコーディネートやご紹介から和歌山県地域づくりアドバイザーとしてお呼び頂きました。

和歌山地域づくりネットワークページ

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その名も「いなか生活デザインセミナー」での地域おこし(協力隊)現場からという講演と今後の運営を考える会を含めた「森のおさんぽ」会への同行(こちらは自ら希望)

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普段のセミナーや研修では地域おこし協力隊関係者へお話させて頂くことが多いのですが、今回は集落支援員や協力隊の導入、活動や仕事の共通点等に興味のある農家・大学関係者・起業家・市議会議員さんなど多様な方が参加されておりました。

色々な地域に行かせて頂いておりますが、協力隊や支援員の隊員数だけで先進的または遅れているという事ではないと感じます。むしろ採用前にこそ保守的で閉鎖的な話し合いを出来る限り地域でしたうえで、外からの刺激や足りないものを補てんする必要があると思います。また、私以外にも、新潟県は妙高市より現役の集落支援員今田さんからは地域や協力隊との関わり方や役割など非常に温度のある現場のお話があり、地域活性化支援団体「いなか伝承者」代表の田中さんからはUターン者でもあり起業者でもあり今後の和歌山のいなかの魅力と伝承を通した地域おこしに関する思いをお話されてました。

それぞれの発表の後は、参加者さんとテーマ「地域おこしの現場からのホンネ+α」という事で「そもそも地域に足りてないものは何でしょうかね?」という話などが新鮮でしたが、本来はこういった話し合いが地域でたくさん行われた後に外部人材の活用や導入を図るのが自然な流れですし、こういった話し合いすら出来ない現状があるのなら地域の実情に詳しい人材を活用したそれこそ「集落支援員」制度の助けを得て集落の状況把握や点検、住民と市町村の間での話し合いを進め地域の温度や基盤を上げられると良い循環を導くスタートが切れると思います。

当方なりの地域おこし協力隊活用ポイントランキング

1、地域が「なぜ協力隊が必要なのか」 を理解し共有できている

2、協力隊を活用できる体制基盤がある 0r  無ければ一緒に創っていきたいという志がある ※ミスマッチを事前に防止

3、任期後をきちんと視野に入れた活動、事業を推進できる柔軟なコーディネート、地域的・経済的価値を含めた様々な共有と成長バランス

理想的なビジョンは分かるのですが最長3年という期限や資源、機会や協力隊ならでは強みを活かしきれず、残念で関係者にとってもったいない結果に終わってしまうケースが非常に多く存在しているのも事実です。当方としても経験から学んだことをもとに、微力ながら一人でも多くのイキイキ協力隊及び関係者が地域で活躍できるよう応援しております。

 

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2日目の森のお散歩会でも多くの学びや共有がありました。

そもそも森のようちえんに関しては、自然の中から学ぶものは「かけがえのないものばかり」というのは自身の幼児期の経験が現在に与えているインパクトを考えても、息子の成長を考えても非常に大切だという事は実感済みです。この会の事務局は「いなか伝承者」さんで、進行及び見守り隊長は、他の地域から移住された2児のお母さんが「自然に魅力を感じて移住したのに地域の幼稚園に行くと子供が園内にいる時間がほとんど・・もったいない」ということでアクション開始 → リーダーを務めてました → 素晴らしい!
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今回は、子ども達だけではなく、親たちや関係者の交流と今後の運営を話し合う場にもなっていて、色々な考え方や課題などを共有させてもらいました。子供が自然と触れ合う機会の創出は移住定住より前に地域の未来に大きく関わるのが幼児教育、「子供を自然の中で見守る」保育には本来すごい能力や生きるセンスを身につけている子供の成長にぴったりなのは子供の顔を見ていれば一目瞭然です。

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子を持つ親の環境は千差万別ですが、選択できる環境、親の裁量、どちらも考えなおす時間がとても大切だと感じた1日でした。